アンコールワットは市街地から約１０キロとやや離れているので
GRABでトゥクトゥクを呼ぶ。
片道で500円だから往復で1000円。
東南アジアはタクシーみたいな移動手段は安いけど
トゥクトゥクやバイクのような簡易的なタクシーは
更に安いので有り難いです。カンボジアでは移動手段は
トゥクトゥクがメインになるだろう。
トゥクトゥクに乗りながらカンボジアの景色を見渡すと
ホステルから離れて市街地に行くと街並みは結構キレイだし
金持ちが住んでいそうな豪邸も並んでいたりする。
シェムリアップはアンコールワットを代表する観光地だから
やっぱり栄えているし、中心地に行くと治安も良さそうな感じはした。
そこから市街地を離れていくと
森の中へ進んでいき暫くすると
お土産などが売っている屋台が並び始め
観光客やスタッフなど人が多く見られる。
やっぱり世界的に有名な観光地であるアンコールワット。
平日でもすごい観光客がいて賑わっていた。
入り口まで行くとトゥクトゥクは停まり去っていく。
アンコークワットのチケットは日本に滞在中に
ネットで購入してきた。
チケットは１日券、３日券、７日券から選べたけど
１日行けば十分だと思い１日券を購入。チケット代はおよそ6500円。
昨日、知り合った男性3人組の話だと
アンコールワットはとてつもなく広いから
１日で全部見て周るのは不可能という話だった。
ツアーでガイドに案内してもらいながら3日間かけて
どうにか一通り周れるらしい。
外観から見る限りでもとてつもなく広そう。
３日券にすればよかったかなあと思いながら
今更、悔やんでもしょうがないから
１日で満喫しようと思い中に入る事にした。
入場までの橋を渡ろうとすると、おじさんが
「チケット見せて」と話してくる。
制服も着ておらずポロシャツ姿のラフな格好のおじさん。
本当にスタッフなのかと半信半疑で
スマホのチケットの画面を見せる。
そうするとおじさんは何やら機器をポケットから出し
チケットのQRコードをピッと読み込んで
「OK」と言って通してくれた。
えっ！？これで終わり？？
世界的な遺産なのだからゲートがあり
パスポートや入国のビザなども見せたりして
それでも入場の手続きは大変だと思ってたのに。
本当に適当というか。まあとにかく、すんなり入場できてよかったけど。
橋を更に渡ると、また別のおじさんが笑顔で話しかけてきて
「よかったら写真を撮るよ。カメラ渡してね」
と流暢な日本語で話しかけてくる。
海外で日本語で話しかけてくるほど、怪しい奴はいない。
ぼったくりとは言わなくても写真を撮れば
高い料金を言ってくるに違いない。
おじさんを無視して歩いていくと
次々に近寄ってくる人々。
ガイドするという人から、建物を背景に絵を描くなど
色んな商売で稼ごうとする人は集まってくる。
やっぱり有名な観光地はこういうのも生業にしている人もいるし
スリもいそうだったから気をつけないとな。
アンコールワットの入り口付近は要注意です。
橋を渡って門をくぐると壮大な景色が目の前に。
写真とかでもよく見た事があるアンコールワット。
流石にすごい。
これを見る為にカンボジアへ来たと言っても過言じゃないからなあ。
天気も晴れて来てよかったと思った。
建物の中も遺跡らしい景色を見渡す事ができて楽しむ事ができる。
外観や内観を見て楽しみながら僕は充実感に溢れていた。
小一時間ほど見て周り、次の観光地に行きたいところなので
Googleマップで経路を調べたら
なんと現在地から徒歩で1時間半と出てきた！往復で3時間。
そことは違う場所も片道2時間。
確かにこの広さは１日で見るのは不可能だ。
トゥクトゥクに乗ってガイドが要所を巡ってくれる
ツアーでも3日間でギリギリだと思う。
ましてや個人で徒歩の僕は3日券でも全部見れるか怪しい。
その前に暑さと疲労で体調崩してしまうんじゃないだろうか？
とりあえずは徒歩1時間半で行けそうな場所に向かい
歩いてみるが、道が分かりにくく迷子になった（笑）
SIMカードで一応ネットは見れるけど
山の中のせいかスマホの電波も弱く現在地が分かりにくい。
これで１日を要しても多分しんどくて楽しみは半減だなあと思い
来た道を引き返した。
とりあえずそのまま帰るのもなんだから再び
アンコールワット周辺を散歩して
お腹も空いてきたので帰る事にする。
結果論ではあるけど１日券で僕はよかったと思う。
きっと徒歩で暑い中巡るのは
楽しいじゃなくて辛いから。
クラ旅は無理をしない、危険を犯さないのが最優先。
そしてなるべくお金も使わない（笑）
メインの場所は見れたからコレで良しとしよう。
ただもし僕の周りにアンコールワットへ行きたい人がいれば
ツアーを手配して、なるべくなら３日券で
見て周るのをお勧めします。
時間もなくて費用抑え目の方は
僕と同じようにメインだけ見て撤収が良いです。
