宝塚歌劇が好きな方にとっては宝塚市に住むのは
一つの憧れだと思います。
家庭や仕事の事情により現実には叶えれない方もいれば、
実際に移住してくる人もいます。
最初に移住してきた時には正に天にも昇るような
気持ちで浮かれています。
劇場が近くにあり、街の中にある無数の歌劇の販促物。
そしてタカラジェンヌが普通に近所を歩いている光景。
最初の一か月は本当に夢心地です。
初めて恋人と付き合った時の気持ちに似ているのかもしれません。
ドーパミンが全開で幸せの絶頂とも言える状態でしょう(笑)
但しそんな状態はずっとは続きません。
半年、一年も経った頃、少しずつ高揚感も徐々に落ち着いてきて
宝塚だけでなく生活や将来についても
真剣に考える段階へ入っていきます。
ここからが本当にムラで生活していくべきか
真剣に考える時期かなあと思います。
ご贔屓がいたり好きな組があれば
宝塚で観劇するだけでなく遠征をしたりグッズを買ったり
出費はそれなりに重なります。
普段の生活から宝塚が近いので誘惑もそれなりに多いです。
お金の事も考える事がきっと増えてきます。
慣れって怖いし劇場が近くにあるのも、
生徒さんが近くにいるのも不思議となれてくるものです。
そういう段階に入ってからムラでどういう人生を送っていこう、
宝塚とどう接していこうと冷静になって考える時期が訪れます。
もちろん個人差はあると思いますが、
ずっと同じテンションで過ごしている移住者は見たことはありません。
移住するにはそれなりに覚悟は必要ですし
こんなはずじゃなかったと思う瞬間もあるはずです。
ご贔屓が退団後はどうするか、
少し宝塚が落ち着いてから他にしたい事はないかとか
考えてみてから移住するのもお勧めします。
やっぱり計画的に移住も考えるべきですよね。
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