寝台バスの中で寝つこうとしたが
中々寝れなかった。
バスはそこそこ揺れるし、
こんな体勢でバスが事故に遭ったら
どうなるのだろうとか考えてしまう。
心配性である自分の最大のデメリットだ。
ダナンに到着予定時刻は8時。
到着してもホテルにチェックインできないから
今のうちに体力は温存しておかなくてはならない。
スマホは見ないようにして目を瞑り
体を休ませようと励んだ。
5:30頃に急に真っ暗だった車内にバスの灯りが点いて
どうしたのか気になりスマホで現在地を確認する。
どうやらもうダナンの近くまで来ている。
予定よりも2時間は早く到着しそうな感じだ。
着いても特にやる事がないし
早めの到着は微妙な感じ。
6時に到着してバスから解放された。
10時間の旅はそんなに寝れなかったけど
バスの設備が快適だったので疲労感は
思ったよりも無い。少し眠い程度。
バスから降りるとまだ暗い。
そして客引きのおじさんが「タクシー」と群がってくる。
暗闇だからか、まるで亡者のようで気味が悪い。
こういう客引きはぼったくりが多い。
「ノー」ときっぱり断ると僕のモノマネをしながら
笑い合っている。なんだか腹が立つ。
とにかくバスステーションを出て
GRABでタクシーを呼ぶ事にした。
しかし、何回やっても自動車の配車は無くて
バイクしか周辺にいない。
僕の装備はメインバッグが1つとサブバッグが1つ。
バイクだと乗りにくい。
だけどホテルはここから10キロはあるので
到底歩いて行ける距離ではない。
仕方が無いのでバイクを手配した。
バイクの乗せてもらうが
僕の状態はというとメインバッグを担いで
サブバッグは右手に引っ掛けた状態で
両手で前にいる運転手に捕まる。
非常に右手が痛い。
10分も経つと右手が痺れてきて
痛いがどうにか目的地のホテルまで耐えた。
荷物の断捨離を本格的にしないとな。
ホテルに到着したけど、もちろんまだ
チェックインは出来ないから
メインバッグを預けて14時まで
ダナンの街を探索する事にする。
チェックインまでまだ7時間以上あるから長丁場だ。
夜行バスのデメリットとしか言いようがない。
朝食でも食べたいがホテルの近くは
思ったよりも田舎でレストランとかは見当たらない。

そしてダナンで有名なミーケビーチも3キロくらい離れている。
ホテル選び誤ったかな?
そんな事を考えながら近くにカフェがあったから入店する。
食事のメニューはなかったけどお茶でも飲んで目を覚まそう。
メニューはベトナム語で英語は書いてなかった。
翻訳するのも面倒なので口頭で紅茶が欲しいと
女の子の店員に話したら、どうやら英語が分からないようで
ヒステリーを起こしたように叫び奥へ入って行ってしまった。
外国人に慣れていない様子だが、ちょっとショック。
すると奥から男の子と一緒に出てきて男の子が
英語で対応してくれてリプトンティーを注文する。
女の子は警戒しているような様子で僕と距離を置いていた。
なんか悲しい。

お茶でも飲みながら、これからどうしようか考えたけど
やっぱり時間はあるから街中を通り
有名な観光スポットであるミーケビーチを目指さないとな。
天気は曇り空だけどやや雨も少し降っている。
悪化しないのを願う。
さっきの男の子に挨拶をして店を出る。
ここは唯一のホテル最寄りカフェ。
女の子がまた来店時にヒスを起こさないよう
翻訳して対応しなくては。
街までは徒歩で20分ほど
ニャチャンとは違う雰囲気で観光地ではない
本当に地方都市って感じだった。

食べる店や買い物するショップはある程度あるけど
特別、目立つような観光スポットは無いし
可もなく不可もなしって感じ。


橋を渡りダナンのリゾート地に入る。
お店は少なくてホテルがズラリと並んでいた。
そしてそのままミーケビーチへ辿り着いたんだけど
第一印象は殺風景な場所だった。

天候が悪くてオフシーズンなのもあると思う。
3月から6月がダナンのハイシーズンだけど今は2月末。
地元民はおろか観光客もほとんど歩いていない。
そしてビーチの周辺はホテルばかりで見る場所はない。

店はあっても高くて僕の好みの店ではない。
好みの問題はあると思うし時期外れなんだろうけど
ニャチャンは想像以上に楽しかったばかりに
ダナンにも期待してしまっていた。
その落胆した気持ちは正直大きい。

ダナンは理由があって2週間滞在する予定である。
殺風景なビーチ、何もないホテル周辺や街並み。
どうやって過ごそうかと
まだダナンに着いて2時間しか経っていないのに
絶望する有り様だった。
とにかくビーチを周辺を散歩してから
街に戻り時間を潰す事にする。
さて、これから何をしようかなあ。
とりあえず街まで戻り
朝ご飯を食べながら
今後の事を考えようと思う
朝食のフォーは美味しくて
疲れた体は少し癒されました。
