ダナンのホテルを出てからタクシーで
ホイアンに向かう事にした。
タクシー代は2000円とそれなりの値段だけど
これで不眠症が解消されて新しい街で
楽しめるなら安い買い物だと思う。
ホイアンは行く予定がなかった街なので
タクシーの中でどんな街なのか
楽しみに思いながら外の景色を見ていると
少しずつ田舎な風景が広がっていくが
長閑な場所は今の僕が一番行きたい場所なのかもしれない。

タクシーの中でドライバーが気にかけてくれて
ペットボトルの水をくれた。
ベトナム人は優しい人が本当に多い。
50分くらいするとタクシーが停まり
お礼を伝えて下車する。
目の前にあるのは大きなホテル。
この場所で本当に合っているのかと戸惑いながら
入るとスタッフが寄ってくる。

豪華な内装にドキドキしながら
手続きをしていてロビーで座っていると
どうやら受付の様子がおかしい。
暫くして係の女性が来て
今日の宿泊名簿に僕の名前が無いとの事。
ハッと思い、ホテル名を確認したら別のホテルだった。
タクシーが堂々とホテルの前に停まったから
ホテル名も確認しないで入ってしまった。
とんだ恥をかいてしまったと思いつつ
スタッフに何度も謝りながらホテルを出る。
どうりで一泊2700円にしては高級そうなホテル。
いくらベトナムでも、それに疑問を持たない自分が恥ずかしい。
ホテルは例の如く、Googleマップから場所が離れていて
到着した場所から50mほど歩いた場所にあった。

家庭的な雰囲気の民泊のようなホテル。
僕は第一印象で気に入ってしまった。
こういうホテルが療養するには合っている。

50代くらいの女性が中にいて
オーナーのようなので、
チェックイン前に荷物を預かってくれないかと
お願いをした。
女性はベトナム語しか話せないようだけど
こういうやり取りに慣れているようで
すんなり理解してくれる。
それに簡単な地図を渡してくれて
周辺の観光スポットを教えてくれる。
話しやすような感じの良い女性だ。
とりあえずチェックインまでまだ3時間はある。
ホテルの周辺や街を探索してみながら
ランチでもどこかで食べよう。
ホテルを歩いていて路地を歩いていると
同じ並びにSPAの看板が沢山あり
店頭で女性が
「マッサージ?」
と客引きしてくる。
そんなに強引でも無いから全然不快でもなく
逆にこの風景がホーチミンやニャチャンを思い出して
懐かしくなる。ダナンではそういえばSPAは少なかったな。
少し歩くと橋がかかっていたけど
そこの景色が綺麗で、その瞬間にホイアンに来て良かったと
心から思った。なんて素敵な場所なんだろうと。

あのまま惰性でダナンにいるよりホイアンに行こうと
直感で決めた自分を褒めてあげたい。
街中もそこまでバイクや車の量は多くないし歩きやすい。
驚いたのは欧米人の人の多さ。
観光バスも沢山走っている。

ちゃんと調べなかったけホイアンは
世界遺産としてランタンが有名な街。
世界中からこの街に惹かれて訪れるんだなあと分かった。
観光地にしてはゴミゴミとしてないから
過ごしやすそうだ。
ふと気になったのが物価なんだけど
中心地から離れたらそんなに値段は高くない。
いや、むしろ安い。
そういう店も多いのが分かった。

カオラウという麺料理がホイアンで
有名らしいので、適当に選んだ店で入ってみる。
店主の男性は
「日本人か?」と聞いてきてうなづくと
日本語のメニューを渡してくれる。
値段も記載されていて配慮が嬉しかった。

カオラウは他のベトナム料理と異なり
太麺で汁は無い。
味付けも辛くなくて食べやすい。
値段はなんと180円!なんてコスパが良いんだ。
幸い日本語メニューで他のメニューも分かりやすいから
これからはここに通うとしよう。
そのまま街ブラを続けるが
ホイアンはランタンが多くて魅力的な街だ。

これを写真で見たら行きたくなる気持ちは分かる。
この場所がノーマークだった自分が本当に不思議だ。
しつこい客引きもいなくて歩行者天国みたいな
バイクや車が走らないポイントもある。
治安が良くて物価も安い。理想的な場所だ。
10日間過ごすのが楽しみになってきた。
時間になってのでホテルへ戻り
チェックインする。
9泊分のお金を渡して明日の朝食を選ぶように
女将さんから言われた。
どうやら毎日メニューから選べるようだ。
これも楽しみの一つになった。
案内してくれた部屋は玄関も真上。
ベランダもあり街を見渡せれる。


さっき間違えたホテルもよく見える!
間取りも広くて開放的な部屋。
正直、今までで一番好きな部屋かもしれない。
ニャチャンやダナンのホテルの部屋は
高級感はあったけど僕はラグジュアリーなホテルよりも
家にいるような民泊の雰囲気が好きだ。


偶然、訪れた街ホイアン。
満点を付けたくなる位
今の所、街、ホテル、人も100点だ。
きっとここでゆっくりしたら不眠症も治ってくれるだろう。
そう願いながら休む事にした。