長時間のフライトを終えてようやく
バンコクのスワンナプーム空港に到着した。
お尻の痛みが限界近かったので
ようやく立てた事に一安心。
海外に来たのに実感が湧いたのは
空港内にタイ語はビッシリと書いてあり
見慣れないポスターが飾ってある。
本当に海外の旅に出たんだなあって感じました。
タイ語で案内があるし、国際線がどんな流れなのか
分からないから皆の後についていく事にした。
結構、広い空港みたいでずっと直進で歩き続けた。
10分近く歩いただろうか?
行列が出来ており順番に審査を待っているような感じで
すごい人が集まっていた。
どうやらここが入国審査らしい。
気になったのはまだ預けていた荷物は取っていないので
コンベアーの場所が入国審査の前なのか後なのか
心配になってきた。
スタッフの人に確認すると入国審査の後のようだ。
周りの人達も軽装備なので安心して列に並んでみる。
荷物多いから預けなくても大丈夫なように旅先で断捨離しながら
機内持ち込みで済ませれるようにしないとな。
日本人も周りにいるようで日本語が周りから聞こえてくる。
順番を待ってパスポートを渡して何か問答あるかと思ったら
手元にタッチする画面があり指示に従って
指をかざすとスタッフからOKが出て通してくれた。
指紋認証なのかよく分からないけど
無事に入国できてよかった。
いよいよタイの国に入ったけど
やらねばならない事が2つある。
タイのお金のバーツを手に入れる事と
携帯のネットを繋げる事だ。
クレジットカードはあるから、現金は急にいるわけじゃないけど
無一文は流石にまずい。
そして今夜はここからタクシーでホテルに行きたいが
空港のタクシーはぼったくりの可能性もあるようなので
グラブというアプリを利用してタクシーを呼びたいわけ。
まずお金だけどクレジットカードでATMから下ろそうと思ったが
設置してあるATMはタイ語で表示してあり、ちょっと怖いので
保留する事に。日本円を少し持っていたから
窓口で両替してもらう事にした。
15000円渡したら2800バーツに換金してくれた。
後から分かったが、レートは結構悪くて
2000円近く手数料で取られていた。
いきなり洗礼を受けてしまったが、とりあえず
手元に少しお金が手に入り一安心。
後はネットだが、持ってきた楽天のモバイルルーターを使ってみたが
全然ダメ。到着早々、楽天モバイルは戦力外通告でお荷物に。
使える国あるのかな?
もう一つはSIMカードを買っておいたから
カードを入れて暫くするとネットが繋がった!
よかった。とりあえずミッションは二つともクリア。
その時に既に時間は深夜1時、日本時間だと3時
どうりで疲れるわけだ。
とにかくグラブを使ってタクシーを呼んでみる事に。
グラブの良い点は最初にクレジットカードを登録しておけば
着いた後にお金のやり取りをしなくて済む事。
初めに価格を確認してそれ以上は取られないから
悪質なぼったくりなないのが一安心。
日本円で約1100円なので配車をお願いした。
ドライバーから「ゲート4で待ってて」
とメッセージが届き、ゲート4へ。
人と車が沢山いて、こんな中で見つけれるのかなあと
思いつつも分かりやすそうな場所で立っていたが
車は来ない。するとドライバーから電話があり
「今どこにいるの?」
みたいな事を言ってくるが
ちゃんとゲート4にいるし、
どれだけ探しても指定された車のナンバーは見当たらない。
そういうやり取りをしながら慌てていると
写真が送られてきた。同じゲート4なのに
見慣れない場所のようだ。
とにかくもう分からないから
近くの人に聞くと
「ここ、一つ下の階の場所だよ。そこに階段あるから」
と教えてくれて急いで降りると
ドライバーがいた。やっと会えた事に一安心。
ドライバーのおじさんは笑いながら
愛想良く荷物をトランクに入れてくれた。
良さそうな人でよかった。
ようやく車に乗ってホテルまで走るが
およそ5キロメートルくらいはあったようで
車で10分ほど走った。
空港近郊のホテルとなっていたが
真夜中に重い荷物を持って歩き回るのは
リスクが高過ぎる。
タクシーにしといてよかったと思いました。
ホテルに到着すると屈強な男性が出迎えてくれた。
到着時間からしてチェックインは1時くらいになると
伝えていたので知っていたようだ。
僕の持っている一番重い荷物をヒョイと持ち上げ受付に。
ドライバーにもお礼を伝えたら笑顔で手を振り
タクシーは去っていった。
思わぬイレギュラーはあったけど
良い人ばっかりだし、とにかく無事に
ホテルまで辿り着けて一安心した。
予約したホテルは2600円の個室。
シャワーもあるし寝るだけなら
十分の間取り。
着いたらすごい疲労感を感じて
シャワーを浴びてから
すぐに眠りにつきました。
まだ初日とも言えない出発地点だけど
濃い1日でした。
これからどんな旅になるのか
不安と期待が混じったまま寝ました。