宝塚が好きと一言で言っても色んなファンがいます。
どの組も好きで特別に好きな生徒さんがいるわけじゃないけど
とりあえずどの公演もバランスよく好きなタイプが全組観劇派。
一方、ご贔屓の生徒さんと組が好きな人に
特化しているのがご贔屓派。
二極化して決めるのは多少強引ですが、
極端な話をするならこんな感じだと思います。
中間にいるタイプや、どちらとも言えないファンがいるのも
承知しています。例えば歴史が好きだから舞台を観たい人とか
舞台装置や生オケが好きな人もいますが
今回は2つのタイプで話を進めてみます。
一見同じように宝塚が好きでも楽しみ方は
全く異なったりしますね。
どのような特徴があるのか
2つのタイプを比較して考えてみます。
自分の独断と偏見の意見はありますので予めご了承下さい
・全組観劇派の特徴
自分もこちらに該当しますが、
宝塚歌劇の舞台や雰囲気が好きで、
どの公演もバランスよく観る人が多いのが特徴です。
公演の演出だったり舞台の構成を楽しんだりします。
比較的にゆるーい感じの宝塚ファンです(笑)
好きな生徒さんもいたりはするけど各組に何人もいて
ちょっと浮気性な感じかな?平常時はお茶会に行ったり、
たまにお手紙を書いたりはします。複数の方に(笑)
宝塚そのものを好きなタイプなので
盲信的に誰かを好きという感じではないので
仮に誰か好きな生徒さんが退団すると言っても
それで宝塚熱が冷めるタイプは少ないと思います。
比較的に宝塚を広く浅く好きなタイプですね。
・ご贔屓派の特徴
特定のご贔屓様を盲目的に好きなタイプで
その生徒さんのいる組を特化して観に行きます。
極端な例だとその生徒さんがいる組の事はすごく詳しくて
人事や公演の配役まで、よく調べて知っていたりします。
一方、他の組の生徒さんの事はあまり興味がなくて
贔屓がいる組以外は観に行かなかったりもする人もいます。
もう熱烈にその人が好きで舞台でもひたすら
オペラグラスで追っているから、
どんな物語なのか何回公演を観に行っても頭に入ってなかったりすることも(笑)
主演やスターさんならともかく、まだ下級生だったり路線じゃない生徒さんを
舞台上で探していたら、そうなってもおかしくはないですね。
宝塚が好きよりも、そのご贔屓様に恋しているような
盲信的な感じだったりもします。
全組観劇派と大きく異なるのは
もし好きなご贔屓様が退団した時に
一気に宝塚熱も冷めて宝塚を観ることがなくなってしまう事があるようです。
『退団』という名の失恋の後に「しばらくは恋はいいかなあ?」
と冷めてしまうんでしょうね。
また好きな生徒さんが見つかったら宝塚に戻ってくるパターンも
少なくないようです。
宝塚の世界って舞台のシチュエーションからしてもそうだけど
「疑似恋愛」の要素は含まれているから、
誰かを好きになって宝塚にハマってしまうのはごく普通の事だと思います。
・どちらでも宝塚が好きであればいい
どちらがファンとして正しいとかそういうのはないと思います。
宝塚の楽しみ方が異なるだけで人それぞれだと思うので。
一つの例を二極化して考えましたが、
色んなタイプがあると思います。
例えば女性でも娘役さんが好きで熱烈に応援している人も
いるでしょうし、男性でも男役が好きな方もいます。
性別や年齢も異なりますし価値観が違って当然ですよね。
色んな生徒さんがいて、色んなファンが様々な形で
宝塚を愛しているのが、いいなあと思います。
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