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中東の都市ドバイ

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クラの旅
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ドバイへ向かう飛行機の中は快適とまではいかなくても

隣の席は誰もいないから気ままに過ごす事が出来た。

3つのシートを独占して横になってもスタッフからは注意されない。

(あんまり清潔感ない席だから微妙だったけど)

特にやる事もないし、ネットも繋がらないような状態だが

YouTubeのオフラインでダウンロードした動画なら観れるし

電子書籍をKindle Paperwhiteで読めるから

暇という事はない。

空港で買ってきた残っているプリングルスを食べながら

水を飲み過ごしていると

今まで海しか見えなかった景色が陸地に変わる。

そして辺り一面に拡がる砂漠が見えてきた。

民家など建物は一切無い。

ただ無慈悲に拡がる広大な砂漠。

この景色を見てUAEも近いんだなあって実感する。

行先はドバイと行ったけど正確な空港はシャールジャ国際空港と言って

ドバイの中心街からは少し離れている。

到着してから空港を見渡すとややコンパクトな空港だけど

清潔感がありとても綺麗だった。

どこの国も空港は綺麗にしているイメージがある。

ロストバゲージを心配していた預けている荷物だけど

幸いにも無事に出てきた!

とりあえず一安心して空港の入口まで向かう。

まず大きな難関としてはUAEのお金を手に入れて

ドバイで使えるSIMカードを手に入れないとならない。

お金もなくてネットが使えないようじゃホテルにも辿り着けない。

空港内にはATMがありどの銀行か良いか分からないけど

適当に選びキャッシングをするが、この瞬間はいつも緊張する。

キャッシュカードをスキミングされたり、吸引されてしまう

可能性があるから初日でそういうトラブルに合うのは本当に避けたい。

幸いにも手順通りお金は引き出し無事にカードも戻ってきた。

しかし後ほど分かった事だが、悪質な銀行だったようで

手数料が2000円も取られていた。

中東へ本格的に入り早速、手痛い洗礼にあったのは

心の傷としてずっと残っている。

次はSIMカードを買わないといけないのだが

どうも店の場所が分からず空港の人に聞くと

「向こうにあるよ」

と言われて言ってみると店なんてない。

また近くにいる人に聞いて行ってみるが店がない。

こんなやり取りを繰り返し、どうにか自力で店を探した。

UAEの人は親切な対応してくれるが適当な事言うイメージがする。

知らないなら知らないと言ってくれた方がこっちは助かる。

店でSIMカードの値段を確認すると6000円

たった一週間の滞在なのに結構高い。

いや東南アジアが安すぎたのか。

しかしそれでも買うしかないし購入後

取り付けたら無事にネットは繋がり携帯は使えるようになった。

お次はいよいよホテルに向かわなくてはならないが

どうやらシャールジャからドバイの中心街までは

交通機関が上手く機能していないようで直通のバスは見当たらない。

ドバイ空港まで出てから地下鉄か最寄りのバスまで

乗り継がなければならなかった。

空港のスタッフにドバイ空港まで行くバスを聞くと

「そんなバスは無いからタクシーで行ったら?」

と相変わらず適当な事を言ってくるので少々頭にきた。

中東ではGRABは使えないからUberでタクシーの料金を確認すると

ホテルまでなんと約10000円!!

そんな大金は絶対に払いたくない。

バス停で運転手に聞いて回ると

ドバイ空港まで行くバスはあるらしいので乗せてもらった。

シャールジャ国際空港に到着してから既に3時間が経っていて

午後8時を回り外はもう暗い。

幸いドバイは治安は良いらしいけどそれでも緊張感はあった。

バスは1時間くらい走ると地下鉄に乗り継がなければならないが

どうやら専用のカードを購入しなければならないらしい。

これは日本の交通系ICカードみたいな物で

バスや地下鉄にも利用できるカードらしくてとても便利だ。

事前に調べた情報だとドバイは法律やルールはとても厳しく

地下鉄でも罰金は多いらしい。

電車内で居眠りしても罰金。飲食も罰金。

VIP専用の車両に間違えていても罰金と

とにかく罰される事が多いようだ。

知っている一部の罰金だけでもこれだけあるから

知らない事の方がもちろん多い。

そんな罰金なんて払いたくないから

変な素振りはしないで電車内で立ちながら景色を見ていた。

しかし話には聞いていたけどドバイは本当に

金持ちの国って感じがする。

とにかく夜でも分かるくらい建物が大きくて

派手な明かりを点け目立つ。

日本のお台場とか銀座ともまた違う景色だ。

悪く言えば下品な感じはするんだが(笑)

地下鉄で移動して1時間して最寄りの駅に着いたが

流石に重いバッグを担ぎ移動するのは疲れてきた。

そして当然、腹も減る。

ホテルに行っても食事なんてないから

今のうちに軽く食べて水を購入しなければならない。

ホテルに向かう途中に何件かスーパーはあり

夜中でも営業していた。

モルディブとは違い充実した食材が販売されているし

そんなに値段も高くない。

これから一週間、滞在するのだから

これは本当に嬉しい。

とにかく簡単に食べれる菓子パンとチーズ、水を買い

適当な場所に座り食べる。

モルディブでは朝食以外はまともな物を食べなかったから

普通に美味しく感じる。ドバイの生活も悪くないかも?

食べ終わりホテルへ目指すがGoogleマップで

確認するが、どうやら宿らしい建物は見当たらない。

少しズレている時もあるので周辺を探してみるが

やっぱり無い。困り果てて近くの立体駐車場の人に聞いたら

「ああ、ここのビルの中にあるよ。14階にエレベーターで行ってね」

と言われ驚愕する。ホテルがマンションの中にある一室なんて

思ってもいなかった。そんな案内のメールを受け取っていないぞ!

とにかく言われるままエレベーターで上がると

それらしい部屋があるのでチャイムを鳴らすと

初老っぽい感じのスタッフが出てきた。

この男性の話だとオーナーは今夜はいないから

支払いは明日でもいいと言われ宿内を案内された。

今回はドミトリーの団体部屋。

室内は決して綺麗とは言えない環境だが寝泊まり出来るのは嬉しい。

時刻は午後10時。時差もあるからモルディブを出発してから

15時間は経過している。

とにかく本当に移動ばかりで疲れた。

後にも先にも、この旅で1、2位を争うくらい

疲弊した長い1日だった。

シャワーを浴びて、準備は適当にして

深い眠りについた。

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