ドバイはとにかく世界一が好きだ。
世界一高いビル
世界一大きなフレーム
世界最大級のショッピングモール
など少し調べただけで沢山の「世界一」がある。
目立ちたがり屋なのか負けず嫌いなのか
よく分からん気質のUAE人なのだが
はっきり分かるのは経済的に豊かじゃないと
こんなデカい建物は造るのは不可能だ。
やや下品な感じは否めないけど
ドバイらしい特徴だなあとは思う。
せっかくのドバイ滞在だから観光もしておきたいので
上記の3箇所を見ておこう。

移動手段は電車で全て大丈夫。
方角も同じ方向なので間違える事もない。
ドバイはとても治安は良い都市だ。
殆ど日本で過ごしているのと変わらないくらい
安全な感じはある。
電車に乗っていてもスリとかの心配はほぼない。
(それでも最低限の警戒は怠らないが)
逆にルールが厳しく罰金が多い。
例えば信号無視をしたら罰金40000円という高額だ。
ぶっちゃけた話、何回か交差点を赤信号で渡ったけど
日本よりも警戒しなければならないだろう。
街のそこら中に防犯カメラがあり
いつも監視されている気がする。
防犯にはなっているけど、
こちらもUAEの法律やルールに違反していないかは
注意しないといかないから油断はできない。

話を戻し今日は電車での移動なので
1日フリー切符を購入した。
価格は約1000円。
せっかくの乗り放題だから
今日はガンガン電車を乗り尽くしたい。
最初に訪れたいのは
世界一大きなフレーム『ドバイフレーム』だが
これは電車から見えるのでこれで十分だ。
近くまで行くと有料なのと、ハッキリ言ってしまえば
何の為に造ったのか、よく分からない観光スポットなので
金払ってまで近くに行く理由は皆無。
フレームの中は入れるらしいけど別にいい。
こういう形でアッサリと一つ目の観光地巡りは終了!

次へ行きたいと思う。
世界一高いビルとショッピングモールは
同じ場所にあるようなので
纏めていけるのは有り難い。
電車に乗って近くまで行ってみる事にする。
最寄りの駅で降りてショッピングモールまで行くのだが
駅とショッピングモールが連結しているようで
外に出なくても行けるようだ。
兵庫県で例えるならちょうど西宮北口駅から西宮ガーデンズへ
行く時のように平行に走るエスカレーターがあって移動も楽チン。
しかし駅からショッピングセンターへ行くのもすごい距離だ。

それに窓から見える高層ビルの景色は
ドバイの中でもより一層、豪華で砂漠地帯とのギャップもすごい。
そうこうしているうちに
世界最大級のショッピングモールである『ドバイモール』に到着した。

正直なところ買いたい物なんてない。
と言うかそんな金も無い。
ドバイモールは想像通りアルマーニやらグッチなど
高級なブランドが勢揃いしていて
場違い感は半端なかった。
こういうの好きな女性にはたまらない場所なんだろうね。
僕には用事ないけど。ユニクロとワークマンさえあれば生きていける。

しかし世界最大級のショッピングモールというだけあって
広さは尋常じゃない。
東京ドーム23個分は伊達じゃないようだ。
適当に歩いているだけだが
もし誰かと一緒に来ていてハグれたら
モール内で探す自信は無い。
同じ場所へ行くのも初見だと難しい位
縦にも横にも大きかった。

ちなみに昼時なんだけどレストランはどこも高いので
モール内で食べるのは諦めている。
飲み物すら高過ぎるのでペットボトルの水で
観光を乗り切るつもりだ。
貧乏は辛い、クソ。
ショッピングモール内に水族館があった。
中に入るのはもちろん有料なのだが
入り口付近の水槽も規模が大きいから
水族館の中へ入らなくても
魚達が見えるからラッキー。

得した気分になり満足。
チャイナタウンみたいな場所もあり
ドバイとは違う雰囲気のアジアらしい店や商品を
見て周るのも面白い。


さて、そろそろ外に出てみよう。
外に出ると世界一高い高層ビルであるブルジュ・ハリファが
目の前に現れた。

全高は829、8m、真下から見上げているだけで
首が痛くなってくる。
建物内はホテルやオフィス、居住区など
複合用途の施設になっているようだ。
テレビで少し見た事あるけど
部屋から雲や地上を見下ろせるホテルの値段がなんと300万円だった!
もう庶民には想像も出来ない世界である。
マンション購入しているのも超が付く富裕層だろうな。
数百億円の資産を持っている大金持ちじゃないときっと無理だ。

このブルジュ・ハリファだけど色んな世界一を持っている。
世界一、高いエレベーターやレストランなど
7つのギネス記録がこれまでにあるらしい。
もう訳が分からん世界だ。
場違いにも程がある。
建物内に入るのも有料みたいだし
こんなユニクロの小汚い服装で入ったら
流石に目立つから外観見ているのが限界。
それでも浮いている感は十分に感じる。
ちなみにこの周辺では噴水ショーがあるみたいだけど
夜みたいだし、その時には混み合うだろうから
タダでも見ようという気にはならなかった。
人混みが嫌いだしなあ。
デートスポットだろうから、もし彼女がいて
ドバイに来ていたら夜にショーを見に行こうって
なっていたのかもしれない。
独り身で本当によかった(笑)

結局この日に使ったお金は
電車の一日券の1000円のみ。
それで遊び尽くしたのだから
僕的には大変満足だ。
身分相応の楽しみ方はある。
こういう世界一の金持ち達が集う場所を
垣間見えただけで貴重な体験であり財産になる。
ドバイ、結構面白いな。
