2回目のバンコク、2泊3日の短い滞在だが
せっかくなので中日も観光する事にした。
ラオスの首都、ビエンチャンと比べると
タイの首都、バンコクは本当に観光する場所やお店は多い。

ラオスの方が物価が安かったりと長所、短所は
異なるけど、暫くラオスに滞在していたので
タイは都会で新鮮だなあと思ってしまった。
正直もう少し滞在したいけど
予定は詰まっているし観光できるのは今日まで。
来月になってしまうけど、
カンボジア、ベトナムを陸路で巡ってから
バンコクは来るのでそれまでの楽しみにしようと思います。
とにかくバンコクの街巡りを楽しみたいと思う。
ホテルから比較的に近いのはカオサンロードだ。
バックパッカーの聖地とも呼ばれている。
本来は夜に出歩くのが楽しいのだろうけど、
移動等、やむを得ない場合以外は
日没から日の出まではこの旅で出かけないように決めているので
日中を探索してみる事にした。

路地には色んな屋台やお店がズラッと並んでいる感じ。
お土産屋やレストランが沢山あって昼間でも
買い物にするのには便利ではあるなあと思いました。
屋台に売っている食べ物はホテルの周辺と比べると
同じような商品でもやや高めな感じがしました。

200円で食事できるラオスで感覚が麻痺しているので
1000円近くするランチを見ると、とんでもなく高く感じる。
金銭感覚がややズレつつある感じがするなあ。
ラオスのナイトマーケットのように
夜になるときっと人が集まり盛り上がるんだろうけど、
自分にとっては用がない話なので
カオサンロードはわざわざ何回も来る必要はないと思った。

特に買いたい物は無いし撤収するだけだと思ったその時、
スマホ用の紐を売っている屋台を発見した。
首にぶら下げるスマホの紐はラオスで紛失してから
代用で適当な紐を使っていた。
デザインは好きな柄じゃないが、ここは海外。
ファッションなんて気にしないでもいい。
それよりも使い勝手と値段が重要。
店主のおじさんにいくらか聞いたら日本円で約1000円。やや高い。
ここじゃなくても、道中もっと安くて良い物があるだろうと
店を立ち去ろうとすると、店主が声をかけてきて
「いくらならいいんだ」
と聞き返してきて、別に値下げを交渉したいわけじゃ無いから
立ち止まっていると計算機を出してきて数字を打ち込む。およそ800円。
これでどうだという顔をしてくるので600円分を計算機で打ち込むと
やや嫌な顔をするが「OK」と言ってくれた。
思わず値切りに成功して40%オフに成功!
もっとも最初に1000円が高いし値札も無いから
きっと適正価格では無いと思う。
もしかすると原価からしたら600円でも高いのかもしれない。

それでも安く買えた達成感と、
不便していたスマホの紐問題が思わぬ形で
解決してよかった。意外とこういう物は売っていないし、
どこに行けば販売しているのかも検討つかなかったからよかった。
そういう意味ではカオサンロードでスマホの紐に出会えたのは本当に幸運な出来事であり感謝でしかないです。

次の日はバスを使ってカンボジアに行くので
あまり遠出して疲れを残してもよろしくない。
カオサンロードからホテルに向かいながら
散歩しつつ夜ご飯を買って帰りました。
次の国はカンボジア。
とりあえずまずはシェムリアップへ向かおうと思う。
バスを利用した国境越え。
どんな旅になるのか期待してしまいます。