ドバイに一週間、滞在したんだけど
そろそろ次の国へ行きたいと思う。
次の便は夜中の2時に出発と深夜便なので
夜まではゆっくり休もう。
飛行時間は5時間だけど時差もあり
到着するのは早朝6時の予定。
ホテルにもチェックイン出来ないし
慣れない場所だから
相当ハードなスケージュールなのは明らか。
少しでも体力を温存しようと思い
荷物をパッキングしたら
21時まで寝ようと思い昼寝をする事にした。

夕方になり誰かがベッドのカーテンを開けて声をかけてくる。
せっかく寝ていたのになんなんだと思い
少し不機嫌になりつつも目を開けると
エジプト人の若い男性がいた。
「今から皆でディナーのパーティーがあるんだ。一緒に食べよう」
と笑顔で行ってきた。
食欲よりもとにかく寝ておきたいので丁重にお断りをするが
しつこく誘ってくる。こういう時は外国の人は異様に強引だ。
パーティーで皆で盛り上がりたくてしょうがない。
1人が好きな僕にはこういうドミトリーの雰囲気は苦手。
どうにも断れそうにもないので折れて
寝るのを一時中断した。
せっかくの誘いだし、最後の夜に
皆で食事して思い出を作るのもまあ悪くない。

食堂には5、6人ほど集まっておりオーナーにもいた。
どうやら宿が主催のパーティーらしい。
不定期でこのような会を催しているようだ。
オーナーとはお釣りの件で揉めたので
少々気まずいが、気さくに話しかけてきたし
少しは和んだのでわだかまりも緩んだ。
オーナーが調理をしているようで
その間にスプーンや飲み物を用意して準備を皆でする。
料理が完成したようでテーブルに超巨大なパスタが現れた。

すごい量に圧倒される。
大人が5、6人で完食できるのか怪しい量。
さすが海外のスケールは大きい。
とにかく皆で食べる事にする。
パスタはミートソース風でコッテリした味付けだったが
熱々でチーズも多かったので食欲はそそられた。
大量に食べていると少し飽きてくるが。

左側が先日、口喧嘩したオーナーのオッサン。
右側がモロッコ人の大学生。宗教上の都合で断食していて日中はいつも寝ていた。
濃い二人が対面にいる。
オーナーが話しかけてきて
「今夜はクラのお別れパーティーだからな。
楽しんでくれよ」
と嬉しい事を言ってくる。
まあ送別会っていうつもりで開催したんじゃないだろうけど
悪くない気持ちでいた。

ブラジル人やエジプト人、モロッコ人など
皆、日本人が好きで人懐っこい若者たちだった。
ドバイは良い思い出ばかりじゃないけど
最終的には良かったなあと思える。
皆で賑わいお腹もいっぱいになったから
そろそろ少しまた休もうかと
部屋に戻ろうかと思ったら
オーナーが再び話しかけてきた。
「夕食代は1200円な」
・・・流石にがめつい。
いや、しかし食べた後だからなあ。
まだUAEの現金は残っているので素直に払い。
部屋に戻った。
少しベッドで休んでから荷物を纏めて
ドバイ空港へ向かう準備をする。
皆に挨拶をして宿を出た。
外は暗いがドバイは治安が良いので安心できる。
電車に乗り空港を目指す。
まだまだ長い一日が続く。
