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誰がストーカーだ

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クラの旅
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ドバイでの日常は平和でもあり退屈でもある。

スリや犯罪に遭うような緊張感はほとんど無い。

罰金など厳格なルールも多いが

散歩しているだけで法律を犯すような出来事は皆無。

平和そのもの。

しかしアジア人に対してどこか差別的な事はあるし

親日ではない。どこかよそよそしかったり見下されている感はある。

こんな出来事があった。

まだ住んでいるドミトリーに慣れていない頃、

ホテルのあるマンションの場所が分からず

隣接している駐車場でエレベーターを探して

道に迷い同じ場所を何回もウロウロとしてしまった

近くを歩いていた女性がそれを見て怪訝な様子で聞いてきた。

「あなたはさっきから何をしているの?私の尾行をしていない?」

ストーカーしているような事を言ってきやがった。

女性はパッと見30代くらいの中東系の女性。

ハッキリ言ってお世辞にも美人とは言えない。

ふざけた事をぬかすなと憤慨したが、

警察とか呼ばれてしょっ引かれたら

たまったもんじゃない!

僕は今、自分が道に迷ってしまい

泊まっているホテルのエレベーターを探している事を説明して

ホテルの住所をスマホで見せた。

女性はまだ半信半疑という表情で、何も言わずに

そそくさと早歩きで立ち去っていった。

土地勘あるなら教えてくれても良いのに。

今までの国は皆優しく人懐っこい人ばかりだった。

道を聞いても親身になり教えてくれたのに。

海外ってこれが普通の反応なんだなあと

寂しく思えてくると、日本にまた帰国したくなってきた。

まあ慣れるしかない。しかしストーカー扱いは

怒りと悲しみの感情はすぐにはぬぐい切れずにいた。

ドバイはそういう意味では相性は悪いし

人間関係では不快な思いが続いている。

ドバイでは散歩しながら公園でのんびりしていた記憶が強い。

ドミトリーに戻っても仲良く話してくれる人もいれば

よそよそしい人もいる。

そんなもんなんだなあって東南アジアの温度差を

改めて感じていた。

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