雪組公演が再開しましたね！
いやー、本当によかったです。
年内で開演する日は僅かですが、
それでも宝塚大劇場で再開したというスタートを
今年中に始まったのはよかったです。
無事に千秋楽まで完走できますように。
今後の宝塚についてですが、
これを語る時にどうしても外せないのが
事件の話です。例の宙組の生徒さんがお亡くなりになった件。
今回の件で問題視されているのが
イジメだけでなく労働環境という観点なんですよね。
たしかに生徒さんの働き方はサラリーマンという
観点で見ると異常とも言える。
一日に２公演ある場合はどう考えても
拘束時間は１０時間前後、またはそれを遥かに凌駕する時間を
酷使されている。それに伴いお稽古などの自主練を含めると
尋常じゃない時間を宝塚に費やしていると思います。
そして公演中は週に６回の公演。つまり週休１日制。
それがようやく終わったと思えば東京公演。
これが終われば全国ツアーなどの別箱。
準備期間を考えるといつ休むんだろうと思える。
もっと見えていないところで仕事は沢山あると思うんですね。
スカステの放送に出たり、GRAPHなどの撮影、
ファンクラブとの繋がりや想像するだけでも
色んな仕事があるんだろうなあって思います。
ある知り合いの方が
「研３(入団三年目)位までは公演期間中は
睡眠時間が３、４時間も珍しくない」
と仰っていた。上下関係が厳しいから
下級生は雑務も多いんでしょうね。
今後だけど
公演は恐らくは週５回
そして１公演だけになるんじゃないかな？
そして全国ツアーなども減ると思うんですね。
週休２日制で週の勤務時間は４０時間以内。
３６協定で考えるとこういう働き方になると思う。
昭和気質で今までグレイになっていた部分が
明るみに出てしまった。
修行とかそういう感じで
自主的に励み頑張っていたわけだろうけど
歌劇団の生徒さんも一定の時期までは
阪急電鉄の社員さんなので
法律的な部分を突っ込まれたら
どうしようもなかったわけだよね。
今後どうなるかは２０２４年度からゆっくりと
改革が進んでいくんじゃないかな？
宝塚好きなファンからすると
公演が少なくなる＝チケットが入手しにくくなる。
つまり観劇できる機会が減るし
贔屓にも会えない。
大半の人がデメリットとして
受け取ると思うんですね。
ただ僕はそうなっていくのは賛成派です。
ずっと昭和気質でいて良い時代じゃない。
今回の件は本当に宝塚に波乱を巻き起こして
問題が山積みだけど、良い風に改革されていき
生徒さんが過ごしやすい環境を
得てほしいなあと心から願っています。
