なんでもそうですけど飽きる瞬間は訪れますよ。
宝塚の生活だって例外じゃないです。
僕も住み始めは宝塚大劇場が近くにあり
生徒さんが街中で見かけるだけでもテンション上がりました。
こんな素敵な事ってないなあって。
今でももちろん嬉しいけど、最初ほどの興奮はないですね。
脳はやっぱりなんでも環境に次第に慣れていく構造になっています。
恋愛なんかも付き合って３年以内に結婚しないと
タイミングを逃しやすいっていう説もあります。
倦怠期というか飽きがきてしまいドキドキ感が無くなってしまうんですね。
宝塚の生活も似たようなところはあると思います。
その三年の間に好きな生徒さんが退団されていたりすると
宝塚の生活自体が苦しいものに変わるかもしれないし。
そうならない為にも、移住する前にある程度
どんな人生を宝塚で歩みたいかは決めておかないと
いけないかもしれないです。
宝塚を観て過ごそうだと想いは弱いかもしれない。
仕事や結婚などリアルな生活にも嫌でも
向き合わないといけない時があるわけなので。
最初の浮かれた気分はどこかで必ず失うものだと思っていい。
そういう意味でも劇場から近すぎる場所に住むと
冷める速度は加速するかもしれません。
あまりに近過ぎて『非日常』が『日常』に溶け込んでしまうので
よし悪しだと思う。
やっぱり個人的には宝塚駅から１つか２つほど駅が離れた場所が
一番いいと思います。逆瀬川や清荒神くらいがベター。
特に用事ないから週一に花のみちや劇場に行くので十分です。
なんでもそうだけど距離感は大切ですし
近ければ近いほどいいってものじゃない。
それは宝塚の生活でも一緒！
たまには外部のコンサート楽しんだり
梅田や神戸にお出かけしたり違う趣味を楽しんでみる。
そういう肩の力の抜き方をしっている人のほうが
上手くいくでしょうね。
住む前に宝塚歌劇以外でどんな生活をしたいのか
考えてみてもいいかなあって思います。
３年後の自分がどうありたいのか想像してみよう。
