昔から花のみちを歩いていて気になっていたお店だったのがPoppyさんでした。
とにかく外見からは何の店なのかさっぱり検討もつかない。
外から中の様子も見えないし、販促物もメニューも全く無くて
情報がこれっぽっちもないお店で、謎でしかありませんでした。
宝塚関連のお店というのだけは分かるのだけど
自分みたいな一般人が足を踏み入れる場所ではないなあと
長い間思っていました。
この外観で情報全く無いのに初見で入ろうとする人、只者じゃないですよ！？
YouTuberとかなった方がいいと思います（笑）
隣にある宝友会と書かれた建物もにわかファンのクラゾウとしては
なんだか近づいてはいけない領域に感じます。
人間、未知の物ってやっぱり怖いじゃないですか（笑）
それに昔はネットも普及していなかったので、SNSもないし
こういう場所を検索したりして情報を得る事は出来なかったんです。
そんな『未知の領域』として１５年以上に渡り
近寄りがたい謎の店だったポピーさんですが
You Tubeを見ていて偶然ポピーさんの事を知る事が出来たんです。
元タカラジェンヌのYouTuberの方が
ジュースを買って出てくる動画を見たんです。
「えっ！？あの店って飲食店だったの！？？」
もう本当に驚きました！！
だって店頭にメニューもなければ
カフェとか何も書いてないじゃないですか
そんなお店って存在するのって！
それで考えたのは元生徒さんという事なので
タカラジェンヌやファンクラブの人とかは
利用しているお店なんだろうなあと想像する事ができたんです。
かと言っても中々入りにくい事には変わらないのですよね。
それでTwitter上で宝塚ファンのフォロワーさんに話を伺うと
「今までに行った事あるよー！」「普通に入れる喫茶店だよー！！」
など貴重なコメントを頂けました。ありがとうございます。
とりあえず、そういう事ならと観劇後に勇気を振り絞り
店内に入ってみました。
外からは死角になっていて全く分からなかったけど
中は普通の喫茶店ですね。
宝塚にあるカフェらしく歌劇のサイン入りポスターとかも
貼ってあるけど、結構シンプルな作りで居心地は良さそうな感じでした。
店員さんに店内で食べれるか伺うともう閉店なのでテイクアウトのみとのこと。
現在は１６時３０分にさしかかろうとしていた時だったので
おそらく閉店時間が１７時でラストオーダーは１６時半くらいだから
１３時公演後に来たけどギリギリなわけだったんだね。
とりあえずテイクアウトでもいいやあと思い
メニューを見ていると店員さんに
「いちごジュースならあるよ！」
と言われました。
・・・どうやら口調からして他に選択肢はないみたい。
まあいちごジュースをお願いして６００円払いました。
「シャーベット状だけど、そのうちに溶けるからね」
と意外にも愛想の良い店員さんで安心しました。
とても気さくな女性の方。
話を少し伺ってみると、前までは生徒さんの差し入れに利用する人が多かったけど
今はまだコロナの影響で中止しているらしいです。
しかし生徒さんが公演やお稽古の前にいちごジュースを
買いに来られるのだとか。
タカラジェンヌさんと同じ物を同じ場所で注文して
飲めるなんてなんか光栄だなあと思いました。
そういう場面に出くわしたいですね！
この狭い空間に好きなジェンヌさんが入ってきて
同じ空間にいるとなるとファンなら緊張しちゃいそうです（笑）
外に出ていちごジュース飲んだけど
冷たくて美味しかったですよ。
冬なので寒かったのといい年したオッサンが
１人で宝塚ホテルを背にしていちごジュースを飲んでいる
アンバランスな風景は異様だったのかもしれないけど（笑）
でも店に入れて本当によかったです！
何事も挑戦する姿勢は大切ですね。
また次回は店内で利用したいです。
夏場の暑い時期にいちごジュースを飲む楽しみも増えました。
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